お盆のお墓参りは毎年出かけてますか?
「結婚して夫の両親とお墓参りに行くけれど、お墓参りのマナーってあるの?( ゚Д゚)。」
「お墓参りに行かなくてはと思うけれど、どうしたらよいのかわからない(;^ω^)。」
などという方もいるのではないでしょうか?
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私もお墓参りは毎回連れて行ってもらっている状態なんですね。このままではそのうち困るのは目に見えている!!
今年は少しだけ理解を深めて慌てないお墓参りをしませんか?!
知っていますか? お盆っていつからはじまるの?!
「お盆にお墓参り」といわれてもまずは「お盆」っていつなんだろう?
一般的には8月13日から8月16日の4日間といわれています。
ではお墓参りはどの日に行くか?
13日にご先祖様をお迎えして、16日にはご先祖様をお送りするので、この2日間がお墓参りのタイミングとなります。
でも実際にはなかなか2日間も行けません。それで我が家ではお盆のお墓参りはだいたいこの辺りの1日を予定することにしています。
ちなみにこの時期は親戚のお参りが集中してお花もきれいに活けてあるし、雑草も生い茂ってないし・・・ということで時期をずらすのもありですよね。
時間は特に決まりはないのですが暑い時期なので午前中にいくのがおすすめです。
午後からは暑くて、日かげのないお墓はかなり気温も上がっていて作業が辛いです。
日も暮れて涼しくなってきた時間は暗くてやはり作業には不向きです。
服装や持ち物で株を上げる!?
服装ではTPО(Time Place Occasion)を考えたものであれば大丈夫。
行先はお墓で場合によってはご住職に挨拶をしますが、お墓回りの掃除があるため動きやすいことも大切。
あまり派手でなければそれで良しです。
持ち物はお墓によって常備されているものもあるので、必要なものだけをピックアップして持っていきましょう。
- 軍手やスポンジ、歯ブラシなど
- ゴミ袋
- お線香(束)、ろうそく、マッチ
- バケツや柄杓
- ほうき
- ハサミ(お花の茎を切り詰める時に使います)
- お数珠
- 新聞紙(お線香の火を着けるときにあると意外に便利です)
こんな少しの気遣いで「なかなか気の利く人だ」なんて印象をもってもらえるかも。
簡単なことだからこそ準備万端にしたいところですよね。
悩み必至!! お供え物選びはこれで解決。
お墓参りにはお花や果物などのお供え物を持参しますが、ここは考えてしまいます。
夫の両親と行くときなどは何を準備すべきか考えすぎて頭が爆発しちゃいそう(;^ω^)
基本的には自由といわれてもここだけは気を遣ってしまいます。
とりあえず、最低限のマナーだけは押さえておきましょう。
●お花は仏花を用意するのが無難です。
仏花でない場合はなるべく日持ちのする菊や桔梗、ほおずきなどがベスト。
故人が好きだったという理由でバラなどをいれたい場合はひっそりと目立たないように入れます。
お花にもTPОがあるんです。(特にバラは仏事にはNG)
それから百合などは注意です。花粉が墓石などについて思わぬシミになってしまうことがあります。
百合などを使うならおしべを処理することをお勧めします。
(おしべの処理について)
●飲料やお菓子などは持ち帰ることを前提に選びます。
お墓参りの時にお供えしますが、基本的には持ち帰ります。
カラスや猫がさばいてお墓がちらかってしまいますからね。
注意したいのは缶。これならカラスも猫も大丈夫!!とお供えしたままにするとサビが出て墓石にサビのシミがついてしまいます。
どんなものでも、できるだけもちかえりたいですね。
持ち帰ってしまうのであれば、飲料やお菓子は故人の好きだったものを選ぶのもよいですね。
行く前にどうしても確認しておきたいポイントとは!?
準備万端でお墓参り当日。
- お墓に到着したら、まずは本堂のご本尊をお参りします。
ご住職がみえたら挨拶をしておくとよいですね(共同墓地の場合は必要ないです)
- お墓の前で合掌してご先祖さまに挨拶。
- お掃除にとりかかります。
・雑草など結構茂っているので根こそぎ抜きます。
・枯れてしまったお花は抜き取りますが、元気に咲いているお花も茎の部分はぬるぬるになっているはず。茎のその部分を切って水を吸える状態にしてあげるともう少し咲いていてくれますよ。
・古いお線香やろうそくは新しいものと取り替えます。
・墓石がコケなどで汚れていたら軍手をはめて軽くこするか、スポンジや歯ブラシなどをそっとあててみます。あまり強い力をかけると墓石にキズがついてしまうので注意です。
- きれいになったら墓石にお水をかけます。
・・・といいたいところですが、「お水をかける派」か、「かけない派」があるようですね。
我が家は「お水をかける派」ですが、これはそれぞれのご家庭での慣習に従うのが円満の秘訣!! 聞いてからにしましょう(;^ω^)。
- お線香やろうそくに火をつけてお供えものをして、最後にお数珠を手にかけて合掌。お参りをします。
ここで注意したいのがお線香の炎を消す時です。息を吹きかけて消すのではなく手でそっとあおいで消しましょう。それからお線香、束のままお供えするのか、一人1~3本ずつ全員でお供えするのか。
やはり慣習に違いがあります。様子を見ながら進めたいですね。
6.ゴミはまとめてもちかえります。くれぐれも忘れていかないようにしましょう。
まとめ
- お盆のお墓参りのスケジュール
お盆の日程とお墓参りのタイミングを参考までにご紹介。
- 服装や持ち物のマナー
おさえておきたいポイントを再確認しましょう。
- 注意したいお供え物の選び方
お花やお菓子など準備の時にまよったら参考にしてください。
- お墓参り当日
ご家庭によって慣習が違ってきます。当たり前だと思って何気なくしたことが大失敗につながらないようにポイントを確認しましょう。
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